2015年11月2日
米粉の料理教室
コープ自然派兵庫さん主催で10月20日(火)と22日(木)の2回に渡り、講師に『谷町空庭』の山内さんをお迎えして、「棚田の米粉」を使った米粉の料理教室を行いました。高知からはJA土佐れいほく米粉工場(れいほく未来)の長野さん、高生連からは松林・植木が参加しました。
今回の米粉の料理教室では、「いつも“棚田の米粉”を使っているのですが、米粉はどれでも同じだと思って別の米粉を使ってみたのですが、使い勝手も、出来上がりも良くなくて、この“棚田の米粉”の品質の良さを改めて見直しました。」という嬉しい感想も頂きました。
米粉の料理教室で使用した“棚田の米粉”は、こんな米粉です。
■「棚田の米粉」は、原料米の“生産者”が解っています。
原料に使う米は、全てJA土佐れいほく管内の減農薬のお米です。作っている生産者も特定されています。吉野川に注ぐ谷川の水を農業用水にした棚田地帯で作られています。
■原料米の“作り方”が解っています。
原料米の作り方は、本田除草剤1回のみ。土佐町の堆肥や鶏糞主体(有機化成補助)での栽培です。品種はアキツホが主体で、不足時はヒノヒカリを使います。
■微細粒粉でデンプン損傷が少ない米粉です。
米粉の粒度は40~50ミクロン(薄力粉とほぼ同程度)で、デンプン損傷率はわずか3.7%です。スーパーパウダーミル(渦流式の微粉砕機)は、高速粉砕機(衝撃式の粉砕機)に比べ、粒度は細かくなりしかも粉へのダメージ(デンプン損傷)も少ないので、良質の微細粒の粉が得られています。米を一度湿らせてから渦流式でソフトに粉砕するのでデンプン損傷率は低いです。これは料理の出来栄えに大きく影響する大事なポイントなのです。