私たちの食卓には様々な野菜、果物が並びます。しかし、その多くが、あまりに綺麗で、まるで工業規格製品のような画一化された青果物となってはいないでしょうか。
購入する時も、つい、見た目、鮮度、価格だけで判断して、青果の背景にある農家の想い、生長を促す肥料のこと、そして農薬の問題などは後回しに考えてはいないでしょうか。
高生連では、より良い農産物を創りたいという農家の熱い想い、そして、そのための圃場での多様な創意工夫のある真摯な取り組みを応援しています。
無菌室で、人工的な光と栄養チューブで育った青果を安全だと考えるのではなく、本物の土がそうであるように、様々な生物の力をかりながら、自然の大いなる営みの中で、しっかりと育んだ、本物の青果をお届けしたいと思っています。
他の生物と共生していくため無農薬を目指します。除草剤と土壌燻蒸剤の使用は、その性質上有機農業とは無縁のものと考えその使用は認めていません。
「栽培期間中農薬不使用」の基準
定植後一切の化学農薬を使用しないで農産物を作ったものを言います。
「J区分」の基準
バチルス菌など、JASでも使用できる農薬のみを使用して栽培された区分です。
※有機JASを取得した農作物ではありません。
「低農薬栽培」の基準
原則として特別栽培以上(慣行基準の半分以下)のこだわった栽培となります。但し、温暖化に伴う台風や豪雨、また逆の干ばつ等で農家の生活を守るために、仕方なく農薬を使用する場合は、使用回数について高生連と合議の上で決定します。
基本は土中の微生物と共生しながら作物を育成させるために、有機肥料のみの栽培を推奨しています。しかし、生産者の高齢化に伴い、作業的な問題から有機化成肥料の使用も考える必要が出てきました。そこでやむを得ず、有機化成肥料を使用する場合は特別栽培レベル以上(慣行基準の半分以下)での取り組みを行っています。
青果物は個々によって栽培方法が変わってきますので、詳細については弊社までお問い合わせ下さい。