2016年5月23日

四万十市の福留さんがにこまるの準備

山本さん訪問のあとに福留さんの所にも行って来ました。

福留さんは早生のコシヒカリと中生のにこまるを栽培しています。

 

コシヒカリの田植えが終わりましたが休む間もなく、続いてにこまるの準備が始まります。

 

畦塗りパーツを取り付けたトラクターと福留さん

S160519トラクターと福留さん

 

育苗中のにこまる

S160519にこまるの苗

にこまるは登熟期の高温に強い良食味の品種です。

温暖化の影響か、近年猛暑の夏が多くなっています。

稲は登熟期の気温があまりに高いと高温障害が発生し乳白粒が多くなります。

高知では平場で栽培する中生のヒノヒカリに発生する高温障害が問題になっています。

 

にこまるはヒノヒカリと同レベルの食味でありながら、高温でも安定した玄米品質で多収性もある品種です。

最近では各地の食味コンテストでもにこまるの上位入賞が続いており、その実績から西日本では栽培面積が増えてきています。

 

高知では中生の品種としてヒノヒカリの栽培が広がっていますが、標高の低い平野部ではにこまるの栽培が増えてきています。

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