2016年9月22日
9/20の台風16号の中生の稲への影響についてです
台風16号が9/20に高知沖を東に通過していきました。
今年は台風がたくさん発生していますが、高知に接近したのはこの16号が初めてです。
出穂が揃って、ちょうど登熟期間中である中生の稲(ヒノヒカリやにこまる)への影響についてです。
高知県西部の四万十市や宿毛市では、大雨が数時間続き道路が冠水したり床上浸水した地区もありました。
うちの米の生産者のところは幸い自宅の浸水はありません。
ただ一部の田んぼでは、水路からあふれた水が田んぼに溜まって数時間冠水した所があります。
高知市の北、れいほく地方の土佐町では、雨も風も大したことなく稲の倒伏もありません。
風によって倒伏した稲穂が水に長時間浸かると穂発芽することがあります。
今回は水につかった田んぼはあるものの倒伏はしておらず、水も数時間で引いたのでそれほど深刻な影響はないと思います。
今年は台風の発生も多く日本に近づくコースも例年とは異なり、各地で被害が出ています。
それらと比べると、今回の16号の高知に対する影響は、「この程度で済んでよかった」と言えるレベルだったと思います。
ただ台風はもう勘弁してもらいたいです。
まだ収穫するまで2~3週間ありますが、あとは何事も無く無事に進んでいってもらいたいです。