2016年12月14日
土佐町の堆肥センターに行ってきました
12月になって何かとあわただしくなってきました。
寒さはこれからが本番でしょうが、来週には早くも冬至を迎えます。
冬至を過ぎるとまた昼間の時間が長くなっていくので、気持ち的には前向きになれます。
土佐町の堆肥センターに行ってきました。
吉野川源流米の田んぼはこの堆肥で土作りをしています。
堆肥センターのライン 完成した堆肥のストック
土佐町は土佐赤牛の産地でもあります。
その牛ふんやワラ、おがくずなどを材料に作られた堆肥は町内の田んぼや畑に戻り、そこで稲や野菜が育てられます。
そして稲刈り後のワラはまた牛のエサや敷料に使われるという循環型農業が実践されています。
完成した堆肥はニオイもなくさらさらです。
主任の澤田さんを中心に堆肥の製造・品質管理は万全です。
澤田さんによると「この堆肥を入れた田んぼで作った米は、収穫したての新米の時よりも2,3ヶ月たってからの方が熟成が進んでさらにうまみが増す」とのことです。
例年稲刈り後の秋から春にかけて田んぼに堆肥を入れて行きます。
そのあと耕起してじっくりと土になじませておきます。
今シーズンは田んぼがなかなか乾かなくて機械が入れないので、まだ堆肥散布作業はそれほど進んでいないそうです。
昨日も雨だったのでまた田んぼに水が溜まってしまいました。
早く田んぼが乾いて欲しいものです。