2017年1月24日
武市さんが土作りのためのテクノペレット散布作業を行っています
今朝も高知は寒いです。
冬晴れの青空となっていますが高知でも今朝は氷点下まで下がりました。
そんな寒い高知ですが、早朝から南国市の武市さんは土作りのためのテクノペレット散布作業を行っています。
武市さんと散布器付きトラクター テクノペレット
テクノペレットとは、岡山県の倉敷市船穂農業公社が製造販売している有機堆肥です。
原材料は地元で作っているマスカットや大根などの農業残さと家庭から出る生ゴミで、それと米ぬかを混ぜて乳酸菌、酵母菌などで一週間嫌気発酵させてからペレット化したものです。
生ゴミの回収は、各家庭に配っているバケツとぼかし(発酵促進用の米ぬか)を週に一回堆肥センターが回って集めています。
「もとは人が食べるものなので安全だし、乳酸菌を中心にした嫌気発酵なのでこれは有効微生物のかたまり」と武市さんも気にいっています。
これを田んぼが乾いた12月から2月にかけて、10a当たりに150kgほど散布します。
散布後は、別のトラクターに乗った息子の竜人さんが耕運してすみやかに土となじませます。
武市さんがテクノペレットを散布 散布後の田んぼを息子さんが耕す(左奥)
作業が順調だと一日に1ヘクタールくらい散布できるそうです。
武市ファミリーの米づくりの準備は今年も順調に進んでいます。