2017年3月28日
南国市の岩原さんと金田さんの苗を見てきました
3月11日に岩原さんから、
「苗に掛けてあるシートをのけたで」と連絡があり、さっそく見に行ってきました。
(3月2日に籾蒔きをして、9日後の様子です)
苗は5cm~8cm程に生育していました。
(温度の低くなりやすい、ハウスの隅の方はまだ少し短めです)
無農薬の苗は少し生育が遅いようで、まだシートが掛かったままでした。
シートをはずした苗には、万田酵素を1万倍に薄めたものを、
土までしみ込むように念入りに、かん水散布していきます。
これから田植え直前まで、毎日ハウスに通う事になります。
毎朝のかん水、天気や気温変化に合わせての温度調整(25℃以上にならないように)
や、昼間のかん水など、気の抜けない日が続きます。
3月24日には、金田さんの育苗ハウスも見に行きました。
(3/11に籾蒔きをして、10日後の様子です)
岩原さんとは対照的に、ハウス内の温度の低い場所は、まだ出芽したての苗も見られ、
温度の高い場所では、2~3㎝程でした。
中にはまだ、出芽していない苗箱もあり、見ていて心配にもなりますが、
これから徐々に生え揃ってくるので大丈夫との事です。
約30日後の田植えの時には、金田さんの苗は約15cmに、
岩原さんの苗は約20cmになるそうです。
各生産者さんの経験や、こだわりなどにより、育苗のやり方も様々で、
見に行く度に勉強になります。
近くの田んぼには、所々、水が入り出していました。
代掻きするトラクターの後を、水面を突きながらサギの仲間が追いかけます。
田植えの準備も着々と進んでいます。