2019年5月15日
金田さんと田島さんのチェーン除草です
5月も半ばとなりました。
気温も上がって昼間はTシャツでもいいくらいになりました。
4月初旬に田植えしたコシヒカリも、今のところまあまあ順調に生育しています。
無農薬栽培の田んぼでは田植え後の初期除草が重要になります。
ベテランは「まだ見えないうちに草を取る」らしいですが、私たちは地道に今できることをやって草取りです。
南国市の金田さんと田島さんのチェーン除草を紹介します。
チェーン除草は、チェーンを引っ張って田んぼの上面の土をこすり、生えたばかりの小さい雑草を土から分離させて取り除く除草方法です。
なるべく雑草が小さいうちの方が除草しやすいので、田植え後に苗が活着したらすぐ始めます。(4、5日くらいからでもOK)
金田さんは自分で作った道具を人力で引っ張ります。
田植え後、すでに2回チェーンを引いていますが、ここと隣の田んぼだけ草がまだ見えるので3回目の除草です。
チェーンを引くときは、田んぼに水をたっぷり入れておきます。
その方が、土から離れた草がしっかりと浮いて流しやすいからです。
田島さんも去年までは人力でチェーンを引いていましたが、今年は中古田植え機を改造して「乗用チェーン除草機」を作りました。
フックを溶接してチェーンを取り付けられるようにしました。
田植え後に2回、これで除草したそうです。
ヒエはこれでOKでしたが、コウキヤガラなどの球根性雑草は取れないので、これから手取りするそうです。