2020年6月10日

ブンケツ揃ってコシヒカリの生育順調です

四国の梅雨入りは5/31と早かったのですが、6月になっても雨がぜんぜん降らず晴天が続いて気温も高かったです。

おかげで初期成育が遅れていた稲の成長が進んで、ブンケツも増えて株もきれいに出来上がりました。

現在では平年並みの生育ステージに追いついています。

 

【南国市の金田善充さんの無農薬栽培コシヒカリ】

除草に利用しているジャンボタニシを、今年はカラスが毎日食べに来て数が減っているそうです。

本来ジャンボタニシは稲の苗やブンケツで増えた幼い茎を食べるので害虫扱いです。

ですがタニシが適度な数だと、田んぼの水位調整によってタニシの活動をコントロールしてうまく除草に活かすことができます。(タニシは雑草も食べてくれる)

おかげで一部の田んぼで手取り除草に入っているとのこと。「稲の生育自体は順調です」

S200608金田さん  S200608金田さんの稲

 

【香南市の富家ライスファミリー 公文さんの除草剤1回のみの減農薬栽培コシヒカリ】

公文さんは田植え時期が少し遅れたため、逆に4月の低温期をしのぐことができて生育順調とのことです。

「回りの田んぼも、この10日ほどでぐっと生長が進んで問題ないと思う」とのこと

S200608富家ライスの公文さん  S200608公文さんのコシ

 

【香南市の富家ライスファミリー 寺川さんの除草剤1回のみの減農薬栽培よさ恋美人】

寺川さんは、今年初めてよさ恋美人の栽培に挑戦しました。

コシヒカリとの違いを聞いてみると「生育初期はなかなか大きくならなくて心配したが、今は株も出来上がって良かった」とのこと

S200608寺川さんのよさ恋美人の稲  S200608寺川さんのよさ恋美人の田んぼ

 

【香南市の村上信一郎さん 無農薬栽培のコシヒカリ】

草はうまく抑えられています。有機物が多いので水草の繁殖がすごいです。

今シーズン初めてヤゴを見ました。6月はトンボの羽化のシーズンです。

S200608村上さんの田んぼ1  S200608村上田のヤゴ

 

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