2024年9月25日
ギンナン
特有のほろ苦い風味が口の中に広がると、
それだけで秋を感じることができる季節の食材。
シンプルに茹でたり揚げにしたりしたものに塩を振かける
だけで、お酒にぴったりのおつまみになります。
茶碗蒸しやぎんなんご飯、おでんなどの和食のほか、
中華料理のおこわや炒めものにも。
【殻の割り方】
専用のぎんなん割り器やキッチンばさみのナッツクラッカーを使うのが
一般的ですが、工具のペンチでも代用することができます。
また、厚手の布巾やタオルの上にぎんなんを置き、
殻のつなぎ目部分をトンカチやハンマーで軽く叩くという方法も。
ヒビが入ったら、その箇所から手で殻をむいていきましょう。
【薄皮のむき方・加熱方法】
殻を取り除くと、薄皮に包まれたぎんなんが出てきます。
薄皮をむく方法は、主に次の3つ。
茹でたり揚げたりすると薄皮がはがれやすくなるので、
加熱してからむくのがおすすめです。
① 茹でる(水煮にする)
薄皮付きのぎんなんを熱湯に入れ、3~5分ほど茹でましょう。
おたまでぎんなんを鍋底にこすりつけながら茹でると、
ポロポロと薄皮がむけていきます。
茹で上がったら冷水にとり、熱いうちに残りの皮をむけば完成です。
② 素揚げする
ぎんなんを薄皮付きのまま揚げ油に投入します。
加熱しすぎるとかたくなったり破裂したりするので、
薄皮がはがれてきたらすぐに取り出すのがポイントです。
お好みで塩を振れば、そのままで美味しいおつまみになります。
③ 水につけておく
加熱せずに生のまま薄皮をむきたい場合は、
ぎんなんを20~30分ほど水につけておきましょう。
薄皮がふやけてやわらかくなるので、指の腹や濡らした
キッチンペーパーでこそげ取ってください。