2024年11月4日
干し柿用愛宕柿
『あたご柿』は、釣り鐘状で先が細くなった形が特徴の渋柿で、
愛媛県が原産。京都の愛宕山に奉納されて、この名前を賜ったのが
由来だと言われています。香川県の臼杵さんの愛宕柿は有機JASの
圃場で栽培されています。
渋柿の中でもポリフェノール量が最強
干し柿の作り方
- 柿を綺麗に洗い水気を取っておく。
- 園芸用ワイヤーを50cmと30cmぐらいに切ったものを半数ずつ枝に結んでおき、皮をピーラーでむく。
- 深めの鍋にお湯をたっぷり沸かせて、沸騰したところにワイヤーを持って5秒ほど浸し仮に吊るしておく。
- 柿同志が当たらないように(カビ防止の為)長さを互い違いにしながらワイヤーを結んで吊るしていき、軒下に干す。
- 翌日、表面の水分が乾いた所でダブルのカビ防止対策として、ブランデーリキュールをナイロンの中に適量入れておく。
- 吊るした柿を1個ずつ、下からナイロンで受けるように入れる。
- ナイロンの口を握り込み、こぼさないように柿をひっくり返して、ヘタの部分までまんべんなくブランデーリキュールに浸す。
- そのまま日の当たる雨の当たらない軒下に干しておく。
- 1週間後、ナイロン手袋などをはいて親指と人差し指で軽く揉む。
最初はあまり強く揉むと中身が出てくるので注意する。 - 更に1週間後からは、渋抜きと甘みを出す為に、1日1回中央までまんべんなく揉む。
- 1ヶ月たって白く粉がふくのは、甘くなった食べ頃のサイン。
手揉みしなかった場合でも干してから40日ほどすれば完成
甘くて美味しい干し柿の完成