2025年2月12日
訳あり河内晩柑

「訳あり河内晩柑」高知県大月町ゆうきのもり
河内晩柑(かわちばんかん)は、1905年頃に熊本県河内町で見つかった
文旦の偶発実生です。
発見された場所の名前(河内)と、収穫時期が春先以降であること
(晩生の柑橘)から「河内晩柑」という品種名がつけられています。

外観や大きさが似ているところから、“和製グレープフルーツ”と
呼ばれることがありますが、
グレープフルーツのような苦味は少なく、さっぱりとした甘みがあります。

河内晩柑は寒さに弱く、初冬~冬になり気温が低くなってくると、
へたの部分から実がポトッと落ちてしまいます。
(樹が自らの体力に見合う実の量を残して残りを落とし、
負担を軽減させるために行う生理落下の一種です。)
今回はこの自然落下した晩柑を「訳あり河内晩柑」
としてご案内しております。