2025年12月15日

獅子ゆず

香川県の田中さんから今年も獅子ゆずが入荷しました。

獅子ゆず(ししゆず)は、ゆずという名が付いていますが実は文旦の仲間で、獅子や鬼の顔のようなデコボコした見た目が特徴の巨大な柑橘類で、別名「鬼柚子(おにゆず)」とも呼ばれ、縁起物として飾られたり、ピール・マーマレード・砂糖漬けなどに加工して食べられますが、
果肉は水分が少なく生食には向きません。香りはゆずほど強くなく、
白いワタ部分にはポリフェノールが豊富です。

獅子ゆずの定番レシピは「甘煮」「ピール」「ジャム」。

工程が簡単で、あれこれ使えて便利なのは「甘煮」です。

レシピをご紹介します。

①獅子ゆずの表皮を良く洗う。

タワシや歯ブラシを使って軽くゴシゴシ。水で洗っておきます。

②獅子ゆずを適当なサイズにスライスする。

(種以外は外皮も白いワタの部分も果肉も全部使います)

煮るとかなり柔らかくなるので1cm厚くらいにカットする。

③砂糖を計量する。

使う獅子ゆずの重さの半分の砂糖を量っておきます。

(獅子ゆず1個分の重量の半分の洗糖を計量する)

④たっぷりの水で茹でて、1回茹でこぼしをする。

沸いてから5分そのまま茹でたら、ザルにあける。

➄鍋に、茹でこぼした獅子ゆずとひたひたの水、洗糖を入れて煮る。

弱火でクツクツと30分~1時間。時々、やさしく混ぜる。

⑥30分ほど煮たら味見。好みの柔らかさになるまで煮る。

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