2017年5月10日
岩原さんと金田さんのチェーン除草
4月29日に南国市の、岩原さんと金田さんが、1回目のチェーン除草を行いました。
無農薬の田植えから、岩原さんは7日後、金田さんは10日後の作業です。
チェーン除草とは、浮力を得るための塩ビパイプに、チェーンを垂らす様に繋げた物を使います。
チェーンが引きずられる事で土の表面が軽くかくはんされます。その際、根付く前の草の種が「土から離れ水に浮く」といった除草方法です。
苗の方は大丈夫なのかと心配になりますが、田植えから1週間程たてば根は活着してきていますので、
チェーンに倒されてもすぐに起き上がります。
(岩原大輔さん)
(金田善光さん)
それぞれ、自作したチェーン除草機を、水を深めに入れた田んぼの中に入り、引っ張ります。
(チェーンでかくはんされた時に種が浮きやすい様に深めに水を入れています)
代掻きのタイミングや、気温などにもよりますが、田植えから7日~10日位を目安に作業を行います
(岩原さんと、金田さんは田植えの2,3日前に2回目の代掻きをしています)
(岩原大輔さん)
田んぼの中の草は、伸びすぎるとチェーン除草では取れなくなってしまうので、
草の種が、出芽し伸びすぎてしまう前に作業を行います。
苗も、ある程度活着しているのでこのタイミングが1番良いとの事です。
(金田善光さん)
作業は1週間に1回を目安として、合計3~4回行います。
また、岩原さんは、チェーン除草で取れない少し伸びた草は、
昔ながらの手押しの除草機を使って除草しています。
(下に付いた水車の様なハネで、チェーンよりも深くまで土をかくはん出来ます)