2017年5月17日
田植え後45日前後の南国市と香南市のコシヒカリの田んぼの状況です
天気予報では晴マークが出ていたのですが、昨日と今日の高知市は青空も少なく曇り空です。
日差しが少ないため、気温も23℃前後と過ごしやすかったです。
南国市と香南市のコシヒカリの主な生産者の田んぼを見てきました。
田植えから45日前後の生育状況です。
5月になって気温も上がり分けつも増えているものの、田んぼによって生育にはばらつきがあります。
ただこの時期は一週間で稲の姿がガラッと代わります。
雨の翌日の晴天の日などは稲の生命力が最も感じられる瑞々しい時期です。
今の姿が寂しく見えてもそれほど心配することはありません。
【南国市の西村さんの無農薬コシヒカリの田んぼ】
西村さんの稲は毎年生育がいいですが今年もいいです。一週間前と比べても分けつが増えているのがわかります。
この時期は畦際を歩くとおたまじゃくしが一斉に田んぼの中央に向かって泳いで逃げて行きます。
【南国市の田村さんの無農薬コシヒカリの田んぼ】
赤米や黒米も作っている田村さんですが、このコシの田んぼは分けつも順調に進んでいます。
ただ草が目立つので、そのうち乗用除草機で入ると思います
【香南市の村上さんの無農薬コシヒカリ】
紙マルチはかなり分解しました。この南側の田んぼはまだ分けつが少ないです。
代わりに水草の繁茂が多いです。
村上さんの北側の田んぼは分けつも進んで順調です。ただ手前の稲がジャンボタニシに食べられて消えています。
【香南市の富家ライスファミリーの減農薬コシヒカリ】
メンバーの寺川さんの田んぼは分けつも進んでいます。水草も多いです。
坪37株の疎植なので、田んぼ全体で見ると空いているように見えます。
【富家ライスファミリーのリーダーの恒石さんのコシヒカリ】
ここは毎年イネミズゾウムシの被害が多くて、今年も葉っぱが白く削られています。
ただこの程度の被害は一ヶ月もすると問題なくなります。
刈り飛ばした畦草の間にカエルが隠れていました。
【南国市の門脇さんの無農薬コシヒカリ】
深水にしていることもあって分けつはまだそれほど取れていません。
ここも水草の繁茂が多いです。
現在の生育状況はこのような感じです。
田んぼによって差はありますが今の所問題も無く順調に来ていると思います。