2017年6月22日

佐川町・越知町のこだわり農家グループSOEL(ソエル)さん

先日、高知県の越知町と佐川町の生産者さんの圃場に行って参りました~!

まずは佐川町の生産者グループSOEL(ソエル)のリーダーを務められる

田村さんの圃場。

ニラをなんと8反も無農薬・無化学肥料でやられいる上に酪農もこなされる

ものすごいパワフルな方です。  

 

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田村さんの圃場です。一面ニラです。ミラクルグリーンベルトという品種の

ようですが、まさに見た目がグリーンベルト。これだけの量をメインは奥様と

二人でやられているそうだ。

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そして田村さんは、高知県で初めての土壌医の資格も持たれています。

「高知新聞」2016年5月25日版より転載】
農業に適した土づくりに取り組む「日本土壌協会」が認定する「土壌医」にこのほど、高岡郡佐川町丙の農業、田村雄一さん(49)が県内で初めて登録された。地域の若者に有機農法を指導している田村さんは、「豊かな土に恵まれた園芸王国の高知で、本来の自然環境を生かした農業を広めたい」と意気込んでいる。(吉川博之)


日本土壌協会は1951年に発足。環境保全型農業の推進などを追求してきた。2012年に一般財団法人化され、同年から土づくりの技術指導を行う人材を認定する検定試験を始めた。難易度によって3階級を設け、最も難しい1級合格者は協会に登録すれば、土壌医を名乗って技術指導が行える。


町内で酪農と野菜栽培を行う田村さんは、畜産堆肥を活用する循環型農業を実践しており、「目指す農業と、認定制度の趣旨が合致した」。13年に2級試験に合格した。


検定試験は土壌や肥料の知識、それらに関連する作物の生育状況などが問われ、1級はより専門的な知識が必要。選択形式と記述式、事前提出のリポートで採点され、7割以上の正答率が必要という。初めて受けた昨年は不合格。出題レベルの高さから「5年計画で合格しようと考えていた」が、今年2月の試験で見事、合格した。


大学は工学部出身で「家業の農業を継ぐつもりはなかった」という田村さん。河川改修の近自然工法などで知られる「西日本科学技術研究所(高知市)に入社し、自然を生かした農業に目を奪われた。会社で出会った妻、早智さん(49)と共に、有機農法に取り組むため、1996年に退社し、就農した。


同社を起こした故・福留脩文さんとはその後も交流が続いた。海外の農業事情を視察した経験のある福留さんからは2013年初め、「有機農業は美しいぞ」と応援の言葉をもらった。直後に福留さんが死去。「『川の外科医』で名をはせた恩師のように『土の内科医』を目指したい」との意を強くしている。
早智さんも3級に合格し、「土づくりアドバイザー」の資格を持つ。田村さんは「家族や仲間とともに、自然を生かしたおいしい野菜を提供したい」と話している。

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田村さんのニラ。今年はあめがからっきし降らなかったので、生育的にはいつも

よりは小さめだということですが、とっても美味しいニラなんです。

酪農で乳牛をやられている田村さんは堆肥も自分で作られています。

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そして、ソエルの坂本さんです。

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空心菜やズッキーニ、カボチャなどを一生懸命作られていますね。

女性の就農者ってやっぱり相対的に少ないのですが、こうした貴重な方も佐川におられます。

 

そして、場所は移って越知町へ。

こちらも新規就農された川合さんです。

高知に移住されてきて、就農したという事です。

在来種なども大切にされています。

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こちらは、固定種のむかしキュウリというものです。

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収穫まではもう少し時間がかかりますが、出来たら通常のきゅうりの

2.5倍くらいの大きさになるそうです。酢漬けなどの加工にはかなり

お役にたって美味しいそうです。

これは楽しみにですね!

 

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