2020年6月25日
極早稲米の南国そだちが無事に出穂しました
昨日まで梅雨の中休みで晴天が続いていた高知ですが、今日からはまたしばらく雨が続くようです。
高知の平野部で栽培されている稲の品種は、田植えの早い順に
南国そだち(3月の中~下旬の田植え)
よさ恋美人(3月下旬の田植え)
コシヒカリ(4月上~中旬の田植え)
ですが、南国そだちが無事に出穂しました。
高生連の生産者では、南国市の武市忠雄さんが南国そだちを栽培しています。
すでに穂が揃って頭を垂れ始めています。
(ピンク色のかたまりはジャンボタニシの卵です)
よさ恋美人も穂が出始めました。
武市さんのよさ恋美人 富家ライスファミリーの寺川さんのよさ恋美人
コシヒカリもポット苗の西村さんの田んぼは出穂が始まっていますが、多くのマット苗の生産者の田んぼは7月になってから徐々に出穂が始まります。
南国市の西村さんの無農薬コシヒカリ
香南市の村上さんの無農薬コシヒカリ(もうすぐ出てくる穂が茎の中に透けて見えます)
南国市の岩原さんの無農薬コシヒカリ
今年は草対策に苦労していますが、こちらの田んぼはきれいに除草もできています
今年は4月の気温が平年より低くなって初期生育が遅れてどうなることか心配しましたが、こうして平年並みに出穂期を迎えることができました。
現在梅雨の真っ只中となりますが、晴天の日も多いので日照時間も多くなって稲の生育にはプラスとなっています。
このまま無事に収穫期を迎えたいものです。