2025年10月13日
ローゼル

高知龍馬空港の近くに圃場がある吉本さんのローゼルが収穫期を迎えています。
葉っぱの形もガクの形も品種によって違います。

ローゼルは「食用ハイビスカス」とも呼ばれるアオイ科の植物で、
花後の赤い肥大したガク片が食用にされます。
ハイビスカスティーの原料として有名ですが、その実をジャムやソース、
お菓子にしたり、葉や茎をサラダにしたり
と幅広く利用できます。強い酸味があり、ビタミンCやクエン酸、
アントシアニンを豊富に含んでいます。古代エジプトやインドで
「不老長寿の秘薬」として使用されました。
特にクレオパトラが美容と健康のために愛用していたことや、
ファラオの墓から種子が発見されたこと、
タイやインドの伝統医学で活用されてきたことからも、
ローゼルが古代から各地域で親しまれていたことがわかります。

ローゼルジャム
- ローゼル(ガクの部分)200g
- グラニュー糖100g
- レモン汁大1
- 水200ml
- 収穫したローゼルを水洗いしたあとガクだけにします。
付け根の部分を切り落として箸などで押し出すように種を取り除きます。 - そのまま煮込んでもいいですが、みじん切りにするとまろやかになります。
- ローゼルのガクと同じ量の水を加えて10分ほど中火で煮込みます。とろみが出てきたら弱火で5分ほど煮詰めます。
- ローゼルのガクが溶けてきたらグラニュー糖(砂糖)を入れ、こげないように混ぜながら弱火で5分ほど煮詰めます。
- アクがでなくなったら色止めにレモン汁を入れて、柔らかめで火をとめます。
- 冷めたら瓶詰にして出来上がりです。





