2020年8月11日
コシヒカリの収穫始まりました
今年も異常気象だったと言われるのでしょうか。
7月の雨があんなに続くとは思いませんでした。
四国地方の梅雨明けは7/30で、これは平年より12日遅く、同じく梅雨明けの遅かった昨年よりもさらに5日遅れました。高知市では7月の雨量が951.5㎜で観測史上最高とのことです。
雨が多かったため、四国の7月の日照時間は51%にとどまりました。
その影響もあって7月下旬から収穫の始まった極早生米の南国そだちとよさ恋美人は、品質はいいものの収量はどちらもかなり少なかったです。
コシヒカリも収穫が始まりました。
ただコシヒカリは開花、出穂期がちょうど7月前半の長雨と重なったため、不稔(受粉の不良)モミが多いです。
南国そだちやよさ恋美人よりは登熟期後半の日照はあったものの、収穫してみると今のところみんな収量が平年よりも少ないです。
【南国市の岩原さんが低農薬栽培コシヒカリの収穫】
「穂ばらみ期、開花期の低温と長雨、日照不足が重なってとれてない。今年はいかんねー」とのこと
【南国市の門脇さんの無農薬コシヒカリ】
「稲穂はきれいにできているのですが長雨による受粉不良で不稔モミが多く収量は少ないです」とのこと
収量が少ないとはいえ高生連倉庫に新米の入荷は始まっています。
私たちも集荷・玄米色選作業、精米、出荷作業と忙しくなってきました。
これから本格的に出荷の始まる高生連の新米を今シーズンもよろしくお願いします。