2017年8月23日
愛媛の阿下特別栽培米部会の無農薬コシも無事に出穂、登熟中です
高知では台風5号の後からコシヒカリの収穫が本格的に始まりました。
私たち高生連のメンバーも、新米の集荷に始まり、玄米色選による選別作業、出荷、低温倉庫への保管移動など、毎日忙しい時間をすごしています。
高知の平野部でのコシヒカリの収穫は終盤を迎えていますが、愛媛県西予市の阿下特別栽培米部会の無農薬コシヒカリは、現在ちょうど登熟中です。
今月の初めに稲の生育状況の確認に行っていました。
遅くなりましたが、そのときの状況の報告です。
阿下地区の棚田 8月になって出穂が始まった
穂のそろってきた田んぼ メンバーの山口さんたち
阿下特別栽培米部会は、愛媛県西予市野村町の阿下地区で紙マルチによる無農薬コシヒカリを栽培しているグループです。
前年の稲刈り後に堆肥を投入、2~3月に熔リンをいれて燐酸とミネラル分を補給、そのあと有機肥料を元肥に入れて、紙マルチによる田植えを行っています。
阿下地区は「石割の里」と言われていて、田んぼに石が多かったそうです。その石が天然のミネラルの供給源となり、昔からおいしいお米の取れる地区として地元では有名です。
確かに毎年、阿下のコシヒカリは品質もよくて甘みや粘りもあっておいしいです。
高知から一ヶ月遅れの9月の中旬ごろには稲刈りです。
阿下のコシヒカリの出荷ももうまもなく始まります。