2021年1月22日
IdeaFarm福島さんの赤チコリ
IdeaFarm(イデアファーム)の「Idea」はイタリア語で「考え」という意味。
「自分の考えを、畑や野菜を通じて表現する」という思いが込められています。
福島さんは高校から農業を学び、農業大学校に進学。無農薬有機栽培という農法があることを知り、その美味しさに衝撃を受け、自分もこの農法でやってみようと有機のがっこうに入塾、その後有機農家で6年間実践的に学んだ後独立されました。
野菜本来の美味しさを出すために、化学肥料などは畑に入れず、野菜の残渣や生えている雑草、ソルゴーやセスバニアなどの緑肥を畑にすき込み有機物を豊富に。
コンパニオンプランツや、可能な限り自家採種に取り組まれていたり、
「自分の野菜を通じて笑顔になっていただければ」と野菜への愛情溢れる福島さんの畑はひとりで管理されているとは思えないほど美しかったです。
≪赤チコリとは≫ほのかな苦味とサクッとした歯触りが特徴で、ヨーロッパでは身近な食材として親しまれています。葉を1枚ずつちぎってサラダやオードブルなどの生食、またはグリル焼きやリゾットなどにするのがおすすめ。
【トレビス】レタスのように結球して、成長とともに葉が紅く色鮮やかになります。この紅い色素は身体にうれしいポリフェノール。見た目は紫キャベツに似ていますが、柔らかい食感とチコリ特有の独特な苦味がヨーロッパで人気です。お肉料理に添えて生で食べると独特の苦みを美味しく味わえ、葉を器のように使うと料理が華やかになります。
【プレコーチェ】国内では極僅かしか作られておらずイタリアから輸入されたものが高級イタリアンレストランなどで使われています。葉の色は赤紫で軸から葉脈にかけて白く、そのコントラストが美しい野菜です。