2025年7月21日

自然農法のまんがら農園さん(愛媛)商品:雑穀玄米「古代の香り」

 今年は梅雨明けも早く、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?

7月の某日、愛媛県の生産者さん・得意先さまを廻って来ました。

 

 今回は、愛媛県西条市にある「まんがら農園」さんのご紹介です。爽やかにポーズをとって下さったのは、代表の野満(のみつ)さん♪

 ユーチューバーでもあり、登録者数は1万人を超えたそうです!自然農法への関心は、日に日に高まっているように感じます。

  

 まんがら農園さんからは、『自然農法 古代の香り』という商品をお取り扱いさせて頂いています。

 香り米と言われる、炊き上がったときに特有の芳香を放つお米と、古代米3種類をブレンドした、白米と一緒に炊くタイプの雑穀です。

 豊かな水に恵まれた美しい棚田です。この周辺には〝古墳〟も複数出土していて、「古代米」の雰囲気漂う地域です。

  

 まんがら農園さんの『古代の香り』には、黒米「さよむらさき」、赤米「紅染めもち」、緑米「みどりもち」と、香り米「ひえり」の4品種がブレンドされています。

  

 

 下の写真は黒米の稲ですが、葉の先が黒いのがお分かりになりますか?

 この「さよむらさき」は葉先が黒くなるという特徴があるそうです。グリーンの中に黒い葉先が揺れる独特の稲浪は、ちょっとカッコ良かったです☆

 また、まだ時期は早かったですが、赤米の稲穂も美しい赤色になるそうです。

 同じ稲だと言っても古代米は特徴があるので、棚田を上から眺めると1枚1枚表情が違います。

 小さい圃場もあるし、形状も様々なので、広く整備された圃場に比べてトラクターなど器械も入りにくく、作業は手作業も多くなります。

 

 それでも野満さんは、この圃場が好きであえてここでやっているんですと仰います。ご年配の農家さんには、広い平野部の圃場を使って貰って、自分達はこの棚田で自由に自然農を出来るようなバランスが取れているそう。

   

  

 作業はやりにくいけれいど、環境が良いし、水も綺麗で取水が自由になるので、自然農には向いているようです。

 草を適度に生やして、沢山の虫たちも一緒に共生している様子でした。

  

 

 もっぱらの困りごとは、山から下りて来る猿!私たちが圃場見学をしている間も、

すぐそこまで猿の群れが近づいて来ていて、ガサガサと樹を揺らしたり色々な鳴き方で叫んでいました!!

 他の鳥獣もいるものの、猿とは知恵比べ!なるべく手荒な事にならないように、けれど作物を守れるように、工夫を凝らされていました。

 昔は、山と居住地の間に薪を取りに行ったり、竹やカヤを取りに行ったりして「山里」となり、野生動物と人間の間の境界域が出来ていたので、猿たちもそこから人間の暮らす場所まではやって来なかったそう。

 

 今は、その境界域が無くなり、山からすぐに畑になるので、人間の栽培した作物を食べる事を覚えてしまったのですね((+_+))

 

 冗談を交えて笑いながら話して下さいましたが、きっとご苦労は私たちの想像以上なのでしょう。

 棚田の最上部には真菰(まこも)の田んぼもありました!戦前は日本全域に自生もしていて〝神の草〟との別名を持つまこも。優しく穏やかに棚田と人々の営みを見守ってくれているようでした。

 

 

●使い方● 白米を炊く時に、お好みの量の「古代の香り」を混ぜて炊いて下さい。

 香り米のほのかな香りと、もち米のモッチリとした食感がプラスされます。モチモチ感があるので、冷めてもパサパサになりにくく美味しく召し上がれます。

 自然栽培の作物ならではのエネルギーは、食べる事で「ひとも自然の循環の一部なんだ」と命の原点に還る気付きを貰えるような...ふわっと優しい美味しさです。

 ぜひお試しください!

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