2017年5月26日
田植え後33日目の岩原さんの田んぼです。
5月23日
岩原さんの無農薬の田んぼを見に行って来ました。
岩原さんの除草方法は毎年チェーン除草で行っていますが(1週間ごとに3回~4回行います)
無農薬の田んぼは毎年ヒエが多く生えるので、今期は新しい試みとして、
深水でのヒエ対策をしてみるとの事です。
今回は、田植えから1週間後に1回だけチェーン除草をし、その後は、
ヒエ対策のために深水(水深10cm程)にして、ヒエの発生を抑えています。
(ヒエは生育初期に深水にしておくと大きくなりにくく、わずかに発芽したヒエも、あまり根を伸ばせないため、深水にした浮力によって浮き上がってくるといった方法です)
それと併用して、昔ながらの手押しの除草機と、
目に付く草は手で抜いているとの事です。
この後は、田んぼの水を通常の水位まで戻し、
分けつをとって行きます。(深水のために夜間の水温が保ちやすくなっているため、分けつが抑えられています)
今は、周りの田んぼと比べると少しひょろっとした感じですが、
すぐに、葉が立った元気な稲に育つ予定です。
無農薬の田んぼは、岩原一男さんの息子さんの、
兄の信行さん、弟の大輔さんとの2人が管理しています。
何か良い方法があるのならチャレンジしてみる。そんな岩原兄弟です。